■服装
基本的に服装は動きやすければ問題ありません。試合などでは決まったユニフォーム(男性はワイシャツに短パン、女性はスコート)なども場合によってありますが、普段の練習はジャージでもランニングでも動きやすければ問題ないでしょう。
気をつけなければいけないのが靴です。普通のスニーカーならば問題ありませんが、スパイクがついた靴などはコートを傷めるので使用できません。軽くて足に馴染んだシューズが理想でしょう。
■ラケットの得手不得手
ラケットには様々な種類がありますが大きく分けて、「ラケットの長短」と「面の広さ」と「重量バランス」が重要なファクターになってきます。
「ラケットの長短」は取り回しの良さを示します。長い方が遠心力が効いて、打球の威力が上がります。その一方で振りの早さを考えると短い方が取り回しがよくなります。
「面の広さ」は広ければ広いほど当たる面が広いので使いやすくなりますが、反面で「芯」と呼ばれるもっとも打球が飛ぶ場所がわかりづらくなります。
「重量バランス」は全体的な重さではなく、重心が先端側(トップヘビー)か柄側(ボトムヘビー)かを指します。重心が先端側にあるほど打球の威力は上がりますが、その分取り回しが悪くなり素早い動きについて行くことが難しくなります。
私見ではありますが、ラリーをするようなプレイスタイルならば「長く、狭く、トップヘビーのもの」、前に出てネット際でプレイする攻撃的スタイルを好むなら「短く、広く、ボトムヘビーなもの」が向いているかと思います。
■ラケットのカスタム
いきなり理想のラケットに巡り会うことは難しいですから、たいていは市販のラケットをカスタム(調整)して使っていくことになります。
これは別にメーカーが悪いというわけではありません。平均的なラケットを作るということは一人一人の個人に握り手の太さを合わせるわけでもなく、ガットの張りを調節したものでもないのだから当たり前のことなのです。
とはいってもカスタムを追求していくとキリがありませんから、
・グリップ(握りの部分)
・ガット(ラケットの網になっている部分)の張り
……という2つにポイントを絞って考えてみましょう。
まずクリップは大抵の場合、細く汗で滑るようにできています。そういうときは自分の手に合うグリップテープを購入して太さを調節して巻いてあげるのがいいでしょう。汗での滑りもなくなるし、何より握りやすくなります。
ガットの張り(テンション)は人によっては堅く、人によっては柔らかくした方がいいので、そこは個人の趣味の範囲となります。
ガットは堅ければ堅いほどボールが飛ばず、柔らかければ柔らかいほど打球の飛距離が伸びるので、その人の腕力や手応えの好みで決めるのも悪くないかもしれません。ただし、あまり堅く張りすぎるとラケットの寿命が縮みますし、テニスエルボーになる場合もあるので加減したほうがよいでしょう。